過敏性腸症候群便秘型の薬【リンゼス】の体験談
リンゼスは、アステラス製薬が販売している
過敏性腸症候群【便秘型】の薬です。
1日1回、2錠(0.5mg)を食前に飲みます。
リンゼスの有効成分である「リナクロチド」は、
便秘型過敏性腸症候群と慢性便秘の薬として
世界30か国以上で承認されています。
日本でも承認を望む声が多かったのですが、
ようやく、2017年3月に承認されました。
なお、アステラス製薬は
慢性の便秘に関しても適用できるよう、
2017年9月に追加申請を行いました。
リンゼスの体験談
日本では新しい薬であるリンゼス。
実際に飲んでどうだったのか?
飲んだ人の声を集めてみました。
◎ 効いた
2時間ほどで効いた。
スッキリ出て、お腹も痛くならないし、
吐き気もなく、ひどい下痢にもならなかった。
× 効かなかった
食前に飲まなければならないということで
朝飲んで、その後お昼になっても夕方になっても
ピクリともしなかった。
× 効かなかった
1週間ほど試したが、出たのは2回のみ。
モリモリもスッキリもしないので
防風通聖散に戻した。
△ 効いたがイマイチ
下剤のように、おなかが痛くならない。
下痢になったが、たまった便は出ていないようで
すっきりしない。
△ 効きすぎた
2錠飲んだら、2、3時間後に水下痢に。
翌日1錠に減らしたが、また下痢になった。
効いた人、効かなかった人、効きすぎた人など、
いろんなタイプに分かれました。
ちなみにアメリカでは、0.29㎎(日本の約6割)
が1回の量なんだとか。
日本人は欧米人に比べて便秘になりやすいので、
多めの設定がされている、とのことですが、
2錠飲んで下痢をする
↓
量が多い
のでは???
と思ってしまいます。
ただ、2錠で効かない人もいるので、
それを考えると、設定が正しいのかとも思えます。
どんな薬でもそうですが、
それぞれの体質・症状により
薬が合う・合わないが変わってきます。
結論としては、
人によって効果に差があるので、
用法・用量にこまめなさじ加減が必要
といったところです。