その下痢、過敏性腸症候群かも? チェック方法と治し方

緊張するとすぐにおなかが痛くなってしまう過敏性腸症候群の主婦が治し方についていろいろ考えるブログです

過敏性腸症候群の治療

過敏性腸症候群を疑ったら、
血液検査や大腸内視鏡などで
腸にほかの病気がないか
を確認するのが一般的です。

ただ、

  • 年齢が若い場合
  • 緊張(ストレス)と症状との関連性が明らかな場合

は、大がかりな検査である内視鏡をせず、
まず食事療法や投薬で改善を図ることも。

 

本来は、腸に炎症や憩室、ポリープ、
がんなどの疾患がないかを
内視鏡で調べるのがスタンダートですが、
そうではなく、まずは生活を改善したり、
薬でおさまるかどうか試してみる
ということです。

 

1.生活習慣の改善


過敏性腸症候群は、

  • 食生活の乱れ
  • 睡眠不足
  • ストレス

などに症状が左右されやすい病気です。

 

治療では、これらの生活習慣を正すよう指導されます。

 

また、食事内容を見直すことで、
過敏性腸症候群の症状が軽減することもあるため、
生活習慣の改善に加えて、食事指導が行われます。

 

2.薬による治療

過敏性腸症候群のつらい症状を改善するために
薬による治療が行われます。

 

下痢型・便秘型・ガス型・混合型など、
それぞれの症状にあった薬が処方されます。

 

また、精神的・心理的な側面からのアプローチとして
抗不安薬などが処方されることもあります。

 

f:id:echoenter:20171125114353j:plain

3.心理療法

カウンセリング認知行動療法で、
過敏性腸症候群を改善する方法です。

 

薬による治療で効果が上がらない場合、
心理療法が選択肢として挙げられます。


ただ、過敏性腸症候群を治療している医療機関
心理療法を扱っているところは少ないのが現状。

 

その場合は、

などがおすすめです。

最後に

日本消化器病学会のガイドラインでは、
この1~3の治療法を段階的に選択することを
すすめています。

 

また、最近では、乳酸菌などのプロバイオティクスを
治療にとりいれる試みも進んでいます。